すみりんで平屋のおうちを建てる話

自己満足の忘備録ですがどなたかのお役に立てることを祈って…

上棟したお話

この日は平日でしたが有給を取得して上棟工事を見学しに行きました。

 

少し早いかなと思いつつも8時30分頃に現場に到着したのですが、既に工事は始まっており当初予定していた大工さんたちへの挨拶ができずじまいで、現場に入るのに少し勇気がいりました。

また、住友林業の最大の特徴とも言えるビッグフレーム工法の基となるビッグコラムは既に設置済みとなっていました。

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この状態から1日で本当に屋根まで仕上がるのか当初は疑問でしたが、総勢11名の大工さんと実際の現場での大工さんの作業を目の当たりにすると、そんな疑問も瞬時に忘れてしまいました。それぐらい圧巻されるものがありました。

 

実際の工事の様子。

設計図を確認したり、声掛け連携など皆さん手際よくやられていました。

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天井となりうるであろう木枠もだんだん組み終わってきました。
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ビッグコラムを下から見上げた図

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ビッグフレームの繋ぎ目。各つなぎ目にOKサインが入っており、しっかり目視確認をされていることを実感できます。

(大工さんたちが帰られた後にOKサインのないところを探すという嫌な上司振りを発揮しましたが、もちろん全てのビッグコラムの上下左右4箇所にサインが入っていました)

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午前中には天井のベースが全て終わっていて、あとは屋根の木枠を組むだけのような感じでした。

開始直後から比較するとすごいペースで進んでいることを実感して、本当に1日で屋根までできる雰囲気をこの時点で感じることができました。

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午後は用事があり屋根を組み上げている途中の写真を撮ることができませんでしたが、夕方現場に再度向かうと、既に屋根が組み終わっていて、本当に1日で終わらせていてただただ圧巻です。現場の大工さんたちは相当の場数をこなしてこられたプロなので、こんなのは当たり前なのかもしれませんが、家づくりが初めての私にしては凄い以外の言葉が見当たりません。

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仕上げには、このスミリンルーフと呼ばれる防水下地材を屋根一面に張り巡らせていきます。

我が家は住友林業標準仕様の30年保証のものを採用しました。他には60年保証のものもあるようですが、予算や担当営業の方からオーバースペックではないか(60年保証の方がもちろん安心であるが、標準仕様のもので性能としては十分であるため、よっぽど心配でなければあえて採用する必要はないの意)とのことで、標準仕様のものを採用しました。

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このルーフィング張りまで1日で終わらせていました。ただただ圧巻。。。(語彙力)

ルーフィングを張り終わった様子がこちら。ここまで終わらせれば、一旦屋根からの雨漏りはなくなるので、雨の日でも寝泊まりはできるそうです。もちろんしませんでしたが・・・笑

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内部の様子です。確かに雨漏りの心配はなさそうです笑

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有名なビッグフレーム工法の基となるビッグコラム。もちろん集成材となります。

中央を硬めの木を入れて、両端に向けて徐々に柔らかい木とすることで地震の揺れを効率的に吸収することができるそうです。この技術により、軽量鉄骨並みの強度を木造で実現しているとのことです。我が家は平屋なので正直強度はそこまで必要ないかなと思ったものの、今後の異常気象発生の恐れや、いつか起こると言われている巨大地震に備えてビッグフレーム工法を採用しました。

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他の至る所にも集成材が使用されています。

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ここまで終わると、おおよその家の間取りがわかるようになります。

また、他のハウスメーカーの現場も見たことありますが、比較すると立てている木の本数が少ないように思います。これもおそらくビッグフレーム工法の恩恵だと思います。これによって自由な間取りを設計できるのだと思います。

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上棟の際にお手伝いいただきました大工さんの方々にはちょっとした手土産(ビール、清涼飲料水、お菓子等々)も人数分お渡ししましたが、真夏日で日中は本当に暑い中の作業となったので、本当はキンキンに冷えたジュース等をお渡ししたかったのですが、準備不足で実現できずすこし申し訳ない気持ちになりました。

 

ここから、壁ができて床ができたりと内外装が仕上がっていくのがより楽しみになりました。